日本語と中国語

東京の船会社で働いていた時のことです。事務所には、2人台湾人のエンジニアが派遣されていたんですが、お互い片言の英語しかできないから、ほとんど話したことがありませんでした。ある日、口数が少ない方のエンジニアについて、わたしも含めて3人の(当時)若い日本人社員が、船に行くことになりました。行く途中も、彼とはほとんど会話なしです。

彼は封筒を持っていて、その中には、何だか器械の一部みたいなのが入っていました。で、何となく話が(していない話が)そっちの方に行って、彼は説明しようにも英語が出ない様子。日本人チームとしては顔を見合わせるしかありませんでした。

彼はふと考えつき、紙にボールペンで字を書いて、わたしたちに見せました。紙には「分析」とありました。(つまり分析のために船に持って行く)日本人チームとしては、大きく「う~ん、納得」とうなったような次第です。もしかして、彼が中国語を使えることは、会社で見て知っていたかも。でも、実際に会話に使えて、あんなに簡単に意味が通じるとは . . . 。ずいぶん昔の話です。
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